子供のころは健康についてとくに考えることもなく過ごしていましたが、20代以降になると健康について関心が高まっていきます。
20代といえば肌が十分きれいで問題がなにもないように思われますが、日本女性はとくに自分の年齢よりも若く見られたいという願望が高く、美意識の高いのです。
そしていつのころからか、世の中にアンチエイジングという言葉が流行りだしました。
人はだれでも年齢とともに老化はしていくものですが、その速度を少しでも遅くしたいと願いそのための予防や改善の手段をアンチエイジングと呼んでいます。
アンチエイジングのためのノウハウはネットで検索をすると実に多くの情報が溢れています。
化粧品もそうですし、ダイエット用品、雑貨などたくさんあります。
しかし、アンチエイジングには食生活も密接なかかわりをもっています。
人は口に入れるもので、体がつくられているので、食事が大事というのは当然のことです。
フルーツを摂取したほうがいいとか、ビタミンCが肌の再生のために必要だとかいろいろ言われていますが、当然ですがいくらいいからといってもフルーツを大量に摂取してもビタミンCは体の外に排出されてしまいます。
そんな中で、今はポリフェノールを摂取するのがアンチエイジングにはいいといわれています。
そのポリフェノールはブルーベリー種に多く含まれていますし、飲み物でいえばワインにたくさん含まれています。
なぜポリフェノールがいいのかというと、ポリフェノールには抗酸化力がたくさん含まれているので積極的に摂取したほうがいいといわれています。
私たち人類だけでなくあらゆる動物や植物は、ストレスがかかったり、紫外線を浴びすぎたりすると、体の中に活性酸素がたくさんつくられてしまいます。
この活性酸素というのは体を酸化させてしまうので、体を老化させてしまったりサビさせてしまうのです。場合によっては毒素が体の血液中にも流れ脳梗塞とか深刻な病気の要因になることもあります。
こうしたことを防ぐには、活性酸素を除去させる働きのあるポリフェノールが必要であり、その成分の中で抗酸化力がもっとも強いといわれているのがレスベラトロールだということです。
レスベラトロールには、細胞の寿命を延ばす働きのある可能性もあると言われてます。
ポリフェノールやレスベラトロールをたくさん含んでいるのは、ブルーベリーとか、マルベリーなのです。
ですからそれらを積極的に摂取することが望ましいです。ただ、いくらそれがいいといってもそれだけに偏ってはいけません、
人の体に必要な成分をバランスよくとらなくてはいけませんし、暴飲暴食などはもってのほかだからです。
いくらベリーを摂取したからといって暴飲暴食をしたり、不規則な食生活をしては、糖尿病予備軍になってしまいます。
いまの日本では大人だけでなく子供でも糖尿病予備軍は多いということです。
糖尿病予防にもバランスのよい食事をすることが必要です。
たとえば、昔ながらの和食の食事中心にするのがよいといわれています。その中でも発酵食品をとりいれた和食がいいとされています。
発酵食品には腸内の環境を整えるという働きがありますから、便通をよくしたり毒素を排出しやすい体づくりをしていくことがアンチエイジングや糖尿病予防につながるという考え方です。
たとえば、発酵食品は、味噌や納豆だけでなくヨーグルトも加えるといいでしょう。
朝などは、ヨーグルトなどにフルーツやブルーベリー、マルベリーなどをいれて食べるのがいいですね。それだけで、ビタミンCも摂取でき、レスベラトロールも摂取できるということになりますから。
なんでもいろいろな種類をバランスよく食べ過食にならないことが健康には必要で糖尿病予防にもなります。