美脚は年齢問わず、多くの女性が憧れるものです。ですが、どんなに足痩せダイエットに取り組んでも、効果が出にくい難しい部位でもあります。
ダイエットが続かず、美脚を手に入れるのを途中で諦めてしまうといった失敗くらいならまだよいのですが、中には激しい運動や無理な食事制限を繰り返すうちに、リバウンドを起こして美脚から遠ざかってしまう恐ろしい失敗例もありますので、足痩せダイエットを行う際には確かな知識を持って行いたいものです。
美しい足を持った女性には生まれつきの人もいますが、幼い頃は足が太かったり、昔はパンツスタイルを敬遠していたなどの女性が多くいます。
美脚を手に入れるには生活習慣さえ工夫すれば、願いがかなう可能性が秘められている証拠ともいえます。
美脚の持ち主たちの5つの生活習慣を見習って、足痩せダイエットに挑戦してみるとよいでしょう。
①3点歩行を意識してみる
まず1つ目に、歩行の仕方にダイエットを成功させる秘訣があります。
現代女性の80%が、指の付け根とかかとを使った、2点歩行という歩き方をしています。2点歩行は身体の後ろ側に重心がかかるため、バランスの悪い歩き方だとされています。
2点歩行の習慣を繰り返していると、つま先を歩行の際にしっかりと使わないため、外反母趾になりやすくなります。
外反母趾の症状が出る人は下半身に無理な力が入ることで脂肪が蓄積され、下半身太りに繋がるとされています。
一方で美脚の持ち主には、外反母趾になっている人があまりいません。
それは3点歩行という、美しい歩き方が習慣になっているからです。
3点歩行では2点歩行の指の付け根とかかとに加え、足の指もしっかり地に着けて歩きます。
足裏をまんべんなく使いますのでバランスよく歩くことができ、余分な脂肪が足につきにくくなります。
美脚だけでなく、外反母趾という辛い症状を防ぐためにも、3点歩行を意識して生活習慣に取り入れる努力をしましょう。
②階段を使おう!
2つ目に心掛けることとして、できるだけ階段を使うように意識します。
エレベーターやエスカレーターを使わずに、階段で足の筋肉を使い、脂肪燃焼を促すというものです。
しかしやみくもに階段を上り下りするのではなく、ふくらはぎとつま先に意識を集中させて階段を使うと、ダイエット効果がアップします。足やせだけでなく、全身のダイエットにも有効な方法です。
③お風呂の入り方を見直そう!
3つ目に、お風呂の入り方を注意するというのがあります。
夏場には湯船に浸からない人も多くいますが、湯船に浸かると血行を促進し、足のむくみが改善されますのでお風呂に入る際にはできるだけ湯船に浸かってください。
特に冷え性の人、1日中立ちっぱなしや座りっぱなしでいる人などは、足がむくみやすい条件が整っています。
湯船から出た後はリンパマッサージを行うと、さらにむくみ改善効果が高まります。
④ちゃんと歩く。手を抜くな!
4つ目は、とにかくよく歩くということです。
よく運動をすると筋肉がついて足が太くなると心配される声が聞かれますが、歩く程度では太くてたくましい筋肉はつきませんので脚やせには最適な運動となります。筋肉が鍛えられ、脂肪の燃焼を促すことができます。
⑤水分補給はあなたが思っている以上に大事です
最後の5つ目として、水分補給を怠らないことが重要になります。
水分を補給すると身体の中の老廃物が尿となって、身体の外にスムーズに排出され、足のむくみの改善に繋がります。
食事の時にたくさん飲んでいるから大丈夫という人もいるでしょうが、水分補給はこまめに摂取することが大切となりますので、時間の合間に積極的に摂取しましょう。
この5つの方法ならば食事制限が必要ありませんので、ダイエットの失敗が少なく、安全に誰にでも実践することができます。無理せず気長に取り組むのが、足痩せダイエット成功の近道です。