ついつい太ももが太くなってしまう人にこのコラムを書いてみたいと思います。
ほっそりと隙間のある太ももにあこがれている女性は少なくありません。
しかし、太ももというのはケアがとても難しいのです。
太ももというのはダイエットをしても失敗するケースが少なくありません。
実は、失敗の原因は何気なく過ごしているあなたの生活習慣が大きく影響している可能性もあります。
逆に、この生活習慣を改めることによって、これまで失敗続きだった太ももダイエットに効果が見られる可能性もありますので、以下の5つの生活習慣に、自分が該当していないかどうかをチェックしてみましょう。
①靴底をチェックしてみる
まず、自分の靴をチェックしてみて、片側だけ磨り減っているという人は、立っているときの重心がずれている可能性を疑いましょう。
また、普段から片足のみに重心をかけて立つクセがある人は、両足に均等に体重がかかるように意識する習慣をつけるようにしましょう。
重心がずれていると、骨盤がゆがんでしまい、血液やリンパの流れが不規則になります。
その結果、代謝機能が悪化して余分な脂肪が足につきやすくなり、その結果脂肪が付着しやすい太ももは簡単に太くなってしまいます。
まっすぐ立つだけでなく、背筋から首、頭をしっかり伸ばして立つことで、見た目にも美しい姿勢になりますし、労力の少ない太ももダイエットになります。
重心の偏りを避けるために、普段から同じ側の手で荷物を持っている場合には、意識的に荷物を分けて両手で持ったり、同じ程度の時間で交互に持ち帰るように工夫をしましょう。
同じように、座っているときにいつも同じ側の脚を組むクセがある人も、骨盤がゆがんでいることが原因で、楽な側を組むようになっている可能性があります。脚を組むこと自体、太ももが太くなる原因になりますので、気をつけましょう。
②歩く時の姿勢を意識してますか?
次に、歩くときの姿勢にも気をつける必要があります。
ダイエット目的で毎日ウォーキングをしているという人もいますが、歩くときにお尻が突き出ていたり、猫背になっているとせっかくのダイエット効果も減少してしまいます。
むしろ、乱れた姿勢は余計な太ももの筋肉を使い、太ももが太くなる原因になることもあります。
歩くときには背筋をきちんと伸ばし、顔は正面を向けて顎を引き、かかとからつま先へ重心移動させながら歩きましょう。
距離の問題よりも、正しい姿勢で歩くことに慣れるのが太ももダイエットの近道です。
③やはり食事も注意しないと
食事に関しては、血流が悪くなる食事、糖分や脂肪分が多い食事などは摂りすぎに注意です。
血流が悪くなると、太ももに脂肪がたまりやすくなりますし、ダイエットをしても痩せにくい体質になっていきます。
部分痩せにしても全身のダイエットにしても、脂肪燃焼効果が高く、体を温める食材を多く使った食事を積極的に取り入れましょう。
極端な制限をする必要はありませんが、食事は毎日のことですので、少しずつカロリーカットをするだけでも長期的にはかなり効果が見られます。
④体を冷やしていませんか?
体を温めるという意味では、入浴の時間も重要です。いつもシャワーだけで済ませていると、体が冷えやすくなります。
湯船につかって体を温めることで、血行が良くなり、退社が活発になりますので、冷えやむくみなどが改善されます。
湯船の中でリンパマッサージをすることで、不要な水分や老廃物を流しだすデトックス効果も得られますので、リラックスしながらダイエットにもなります。
⑤立ち仕事の人は要注意
最後に、立ち仕事と座り仕事の人は、時間を見てマッサージやストレッチなどをする必要があります。
いずれの場合にも、血流が悪くなって、体の最も舌にある脚に水分がたまりやすくなりますので、むくみがでてしまいます。
そのため、簡単なストレッチで血流を良くしたり、サポートソックスなどでむくみを改善するなど、日常的にケアをするとよいでしょう。