ダイエットにおいて重要なことは体脂肪を減らすことです。
ダイエットで失敗する原因のひとつとして、体重減少だけを考えて無理な食事制限などを行ってしまうと、結果的に痩せにくい体になってしまい、リバウンドする結果になってしまいます。
そのため、ダイエットにおいては筋肉は出来るだけ落とさずに体脂肪を減らすことが重要になります。
ダイエットは長期にわたって行わなければならないものです。
成功させるためには生活習慣の改善がもっとも重要になります。
ここでは体脂肪を減らす5つの生活習慣を紹介していきます。
体脂肪を減らす生活習慣その1:三食を規則正しく食べる
朝は食欲がわかなかったり、出来るだけぎりぎりまで寝ていたいなどの理由から朝食を抜いてしまう人が多くいます。
食事回数が減ると体が飢餓状態になるため、空腹の反動によって体脂肪がつきやすくなることがわかっています。
なるべく決まった時間に朝、昼、夜の食事をとるようにすることが重要になります。
忙しいと夕食は遅くにとりがちになってしまいます。
しかし、寝る前に食事を取ってしまうと、そのエネルギーはほとんどが消費されることがなく体脂肪として吸収されることとなります。
しかも夜は副交感神経が優位に働くことが多いため、脂肪合成が活発になり、より体脂肪がつきやすいのです。
遅くても寝る前の2時間から3時間前までに行うことが重要です。
体脂肪を減らす生活習慣その2:エネルギー摂取量を減らす
もっとも難しいことですが、食事の量を減らし、摂取するエネルギーを抑えなければダイエットの成功はありません。
体脂肪が増える一番の原因はエネルギーの過剰摂取です。
体重が標準以上ある人の場合には1日に30品目以上の食品を取り入れて栄養バランスをととのえるとともに食事の全体量を減らすようにすることが大事です。
体重が標準以下の隠れ肥満の人の場合は栄養バランスを整えることが重要になってきます。
体脂肪を減らす生活習慣その3:脂質と糖質を控える
栄養素ではとくに脂質と糖質の取りすぎに対して注意が必要です。
どちらも体のエネルギーとして消費されるものですが、消費されなかったものは体脂肪として蓄えられることとなります。
脂質の多い食べ物としては肉類や揚げ物、糖質の多いものとしてはお菓子やジュースがあげられます。
摂取する量に注意が必要です。
また食物繊維は脂質や糖質の吸収をおさえる効果があるため、野菜やきのこ、海草、こんにゃくなどを摂取するようにすると無理なく減らすことが可能です。
体脂肪を減らす生活習慣その4:軽めの運動を行う
体脂肪を減らす運動として適しているのはウォーキングやジョギング、水泳、自転車などの有酸素運動です。
強い強度で行う必要はなく、軽く息が弾む程度の強度で行うようにします。
時間は30分程度でよく、週に3日から4日行うようにしましょう。
また筋肉がないという人は筋肉トレーニングを取り入れて筋肉をつけると体の代謝があがり、痩せにくい体になるため、ダイエット効果が上がり、失敗しにくくなります。
体脂肪を減らす生活習慣その5:無理なダイエットはしない
ほとんど何も食べないなどの過酷なダイエットには危険なわなが潜んでいます。
確かに最初は体重が減るのですが、脂肪とともに筋肉や水分、骨なども失ってしまいます。
するとある時期をさかいにしてして、体重はまったく落ちなくなってきます。
それどころか一時期よりも体重が増加することとなります。
これがいわゆるリバウンドによる失敗です。
無理なダイエットは逆効果になるため、ゆっくりとあせらず時間をかけて行うことが重要なのです。
体脂肪を減らすための5つの生活習慣を紹介しました。
可能なものから意識して行うようにしてみましょう。