今日は冷え性を治す5つの方法について書いていきたいと思います。
冷え性というのはその名の通り、冷えやすい体を指しています。
体温と関係しているとも言えます。
冬が苦手だったり、手足が冷えたり、冷えから腹痛が起こったり、冷えから腰痛が起こったり…じつは色々と他の悩みに繋がっているものでもあります。
冷えを治したらすべてが芋づる式に治っていく…そんなことも珍しくありません。
今日は、冷え性を改善する5つの方法をまとめてみます。
1.お風呂は半身浴ではなくて全身浴
まず冷え性の人はお風呂に対して尋常ならざるこだわりを持っていることが多いですね。
特に、半身浴に…。
でも実は冷え性の人が取り組むべきは半身浴ではありません。全身浴です。
たっぷりと肩までお湯につかるのが大事です。
先日のテレビでも全身浴の重要性(⇒ 【動画】教訓のススメしてみるテレビ。半身浴に医学的根拠なし。全身浴!?)が言われていましたが、当たり前です。
半身浴で汗がかけたからと言って喜んでいる場合ではありません。汗をかく=冷える事なのですから。
半身浴というのは半身を外に出していますのでそこから汗をかき、上半身が冷えてしまうのです。
これは簡単な話ですよね?
でも意外や意外、この「半身浴=100%正しい!」と思い込んでいる人が多くて驚きます。
半身浴をやった方が良い人は、心臓病を煩っている人だけです。心臓に負担が来るからです。心臓に疾患の無い、健康体の人にとって、半身浴はデメリットしかありません。
しっかりと全身浴で暖まり、不必要に長居することなく、暖まったと感じたらすぐにお風呂から出て下さい。
2.生姜湯や生姜紅茶をこまめにとる
冷え性を改善するためには基礎となる体温を上げるのが一番の近道です。
しかし、体温を1度あげるのは大変です。なぜなら体全体の熱量をそう簡単にあげられるわけがないからです。
食べもので一番良いのは、生姜です。
生姜の辛み成分、ジンロゲンは血行を促進し、体温を上げる効果があります。
こちらを継続的に摂取しましょう。
一番良いのは、朝と晩ですね。
朝に生姜紅茶、夜に生姜湯を飲めば、バッチリです。スーパーで一個生姜を買ってきて、すりおろして、お湯に投入して下さい。
ちょっと辛いですけどバッチリです。
3.ココナッツオイルを摂取する
冷え性にココナッツオイルとは意外かもしれませんが、ココナッツオイルの効能はこのサイトでも何度も取りあげている通り、万能です。
ダイエットにもアルツハイマーにも、そして冷えにも効いていきます。
そもそも基礎体温が低下するのは、甲状腺機能が低下していることが関係しています。いわゆる低体温はこれです。この甲状腺機能が低下すると太りやすいとも言われています。
ですから食べ物で体温をあげることに加えて、甲状腺機能を回復に向かわせるココナッツオイルを食べるといいでしょう。
4.下着や肌着で締め付けない
これは女性にとって盲点だと思うんですけど、体型を気にするあまり補正下着系をつかって締め付けている人って多いですね。
で、そんなブラジャーとパンツくらいだったら問題ない!って思っている人、多いのかもしれませんが、試しにやってみて下さい。
自分の人差し指の根元を反対の手で軽くつまんで見て下さい。軽くで構いません。
そうすると、みるみるうちに人差し指が赤くなり、ドクンドクンと脈打つでしょう?
つまり、ちょっとした締め付けで血行の流れって変わってくるわけです。だから冷え性の人はできる限り締め付ける事は止めた方がいいです。
締め付けると体感的にはあったかく感じるのですが、体温という点については逆効果になってしまいます。
パンツとブラジャーに関してもかなりユルユルのものをつけるようにしたら良いでしょう。
血行の方が大事ですから。
5.ゲッタマン体操をする
ゲッタマン体操というと体の背中の筋肉を動かす体操なのですが、これが冷え性にも効いてきます。
なぜかというと、背中の後背筋は体の中で最も分厚い筋肉だからです。女性もいっしょですね。
後背筋を活性化すると褐色脂肪細胞が活性化し、代謝が上がっていきます。代謝が上がるという事は、熱エネルギーが発生しますので、体温が上がりやすくなるという事ですね。
以上5つです。
朝と晩に生姜湯を飲んで、朝ご飯とかにココナッツオイルを使って、しっかりと全身浴して、ゲッタマン体操をして、締め付けが少ない状態でじっくりと寝ると、冷え性はかなり改善していきますよ^^