皮下脂肪 落とすにはいくつかの注意点があります。
まず皮下脂肪は内臓脂肪と比べると代謝が悪く、分解されにくいという特徴があります。
その為、運動をしたり温かい食事を選んでもなかなか効果は現れません。
皮下脂肪 落とす事だけに重点を置いて対策を立てないと、失敗してしまうのです。
また内臓脂肪は体内に蓄積されたエネルギーである事に対して、皮下脂肪は体内外の温度差を和らげるという機能を持っています。
1.カロリーから考えてみる!
皮下脂肪を落とす方法について、初めにカロリー面から確認してみましょう。
皮下脂肪には摂取カロリーを抑えて、かつ、消費カロリーを増やす方法が適しています。
しかし単に食事制限を行うだけでは簡単には消費できません。
同時に、運動もして皮下脂肪を燃焼させる必要があります。
内臓脂肪のように、摂取カロリーが少なく、空腹になっただけでは燃える事は殆どありません。
積極的に燃やしていく必要があるのです。
もちろんいくら皮下脂肪を燃やしても、カロリーの摂取量がいつもと変わらなければ、これも効果的とは言えません。
両方をきちんとつづける事で、失敗しないダイエットになります。
2.皮下脂肪燃焼は有酸素運動!
燃焼の基本は有酸素運動です。
激しいものではなく、軽くて長続きするものが望ましいとされます。
ウォーキングやジョギング、水泳などが代表的です。
いずれも無理をせず、でも長時間続けるようにしましょう。
何故かというと脂肪の燃焼は心拍数が上昇してから8分ほどしないと効果が出てこないからです。
無理はしないと言っても、数分でやめてしまっては、脂肪が燃焼すらしない事になってしまいます。
これでは結果が現れず、失敗だと感じてしまっても無理はありません。
3.基礎代謝UPも忘れずに!
また基礎代謝を高める事も重要です。
これはダイエット全般に言えることかもしれません。
基礎代謝が高ければ、分解されにくい皮下脂肪も比較的燃焼しやすくなります。
脂肪を落とすだけではなく、基礎代謝の良い体作りという意味でもしっかり行いましょう。
4.ストレッチなどが地味に効きます
加えて、ストレッチ等も効果的です。
ストレッチは血行やリンパの流れを促進させてくれます。
有酸素運動の前後に準備運動として行えばより効果的でしょう。
ヨガ等の本格的なものでなくても構いません、前屈等の簡単な動作でも良いので行い、脂肪をより燃焼しやすくさせましょう。
食事もカロリー以外にも気を付けるべき点があります。
それはバランスを考えるという事です。
ダイエットではよく言われることですが、単純に炭水化物や脂肪分を減らすだけでは意味がありません。
ビタミンやミネラル、タンパク質、食物繊維等、必要な栄養素もしっかりと摂取した上でのカロリーカットをすべきです。
特に食物繊維は、体内の脂肪分を吸着して便として排出させてくれる機能を持っているので、積極的に摂取しましょう。
調理においても、揚げ物などの油を使用する方法はできるだけ控えましょう。
普段と同じ食材を使っても、調理法によってカロリーを減らすこともできます。
5.意外に大事!ゆっくり噛んで食べる!
そして食べるときはゆっくり集中して食べる事が大事です。
沢山噛んで消化を良くする事で、細かく分解されますから、必要な栄養素は摂取しやすく、不要な成分は消費しやすくなります。
何より時間をかけて食べることは脳を刺激して、普段より少ない量の食事であっても満腹感を味わうことができます。
食べる量を下手したときに得る空腹感を感じずに済むのは、どんなダイエットにとっても良いことでしょう。
運動とカロリー計算の両立、それぞれの効果的な方法について2点ずつ説明してきましたが、何より大事なのは、これを毎日継続するという事です。
一番難しい行為である事は解りますがいずれか一つでも欠けては成功には繋がりません。
きちんと全てを行っていけば皮下脂肪 落とすことは不可能ではありません。確実に痩せるまでの我慢です