ダイエットに興味がある人、健康や美容に興味がある人に今注目されているのがライスミルクです。
欧米ではすでに多くの人が取り入れており、第三のミルクとして話題になっています。
欧米では以前からお米をデザートに使う習慣があることもあり、日本よりも比較的受け入れやすくなっています。
200mlあたりカロリーが120kcalと非常に低いので、ダイエットにも効果的です。
日本でも流行の兆しが見えています。
ライスミルクはお米から作られたミルクであり、植物油や食塩、水などに玄米を使って作られています。
玄米をあらかじめ水に浸しておけば、5分程度で作ることができますので、飲みたくなったときのために下ごしらえをしておく習慣を作るとよいでしょう。
基本的なレシピでは、材料は、玄米4分の一合に対してミネラルウォーター1l、塩少々が基本です。
このほかに、アガペやメープルシロップなどの甘味料を大匙2程度、好みで用意したり、バニラエッセンスで香りを付けるのもよいでしょう。
あらかじめ分量外の水につけておいた玄米を水切りし、分量のミネラルウォーターと塩とともに、ミキサーに入れます。
このとき、味付けや香り付けをしたいときには甘味料やバニラエッセンスも一緒に入れます。
後はミキサーを回し、米粒がなくなるまで1~2分間待ちます。
なめらかになったら茶こしでこしながら容器に移せば完成です。
ライスミルクはお米本来の自然な甘みがありますので、甘味料を入れなくてもほんのりと甘みのあるおいしい味わいになりますが、好みで甘味料を加えると甘いドリンクのようになります。
作り方からみてもわかるように、200mlあたりカロリーがココナッツミルクや牛乳よりもかなり低くなっており、ダイエットをしている人でも気軽に飲むことができます。
このレシピを見てもわかるように、作るときでも比較的簡単に用意ができますが、面倒な人は通信販売や一部の海外食品系スーパーなどで購入することもできます。
また、より工夫したレシピが多数出回っていますので、自分の好みに合う味を探していろいろ試してみるのもよいでしょう。
ライスミルクは200mlあたりカロリーが低いというだけでなく、栄養素が豊富なことも大きなメリットとなっています。
豆乳のように絞って作るわけではなく、お米と水分をほぼすべて摂取するため、お米の栄養素がほとんど吸収されます。
白米よりもさらにビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富な玄米を使っていますので、低カロリーでありながら美容と健康には大きな効果が得られます。
また、ライスミルク自体がコレステロールがゼロであるだけでなく、コレステロールを低減させるガンマ・オリザノールなども含まれています。
脂肪分が少なく、コレステロールがゼロのライスミルクは、ダイエットにももちろん大きな効果が期待できます。
牛乳の代わりにこちらを飲む習慣をつけるだけで、毎日の積み重ねでかなりのカロリーカットにつながります。
脂肪分をカットしているとはいえ、必要な栄養素は含まれてますので、食事制限などのダイエットのような抜け毛や肌荒れの心配もありません。むしろ、食物繊維の働きで、便秘の解消や美肌効果も期待できます。
さらに、牛乳アレルギーの人や赤ちゃんの離乳食としても使えるところも大きなメリットです。
牛乳アレルギーがあっても、ライスミルクの材料を見ればわかるように、全くアレルゲンが含まれていません。
また、脂肪分がほとんどなく、コレステロールがゼロですので赤ちゃんにも安心して与えることができます。
味は牛乳や豆乳に比べるとあっさりして甘みがありますが、牛乳アレルギーの人の代替飲料としては飲みやすく、栄養豊富なのでおすすめです。