またまた新しいダイエット方法が特集されていましたよ。
10月16日放送のNHKの情報番組「あさイチ」で、4分運動するだけで1時間運動するのと同じ効果があるダイエットが紹介されていました。
その名もタバタ式ダイエット。
タバタ式ダイエット:TABATAプロトコル
画像引用元:http://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/140507/
立命館大学スポーツ健康科学部の学部長・田畑泉さんが考案したダイエット方法&トレーニング方法です。
正式名称は「TABATAプロトコル」。
そう、この名前を見てお分かりの通り、欧米で有名になった方法論なのです。
元々は日本のスピードスケート・ナショナルチームが行っていたトレーニングで、長野オリンピックスピードスケート500m金メダリストの清水宏保選手が実践したことで知られています
Universal Pictures International Entertainment社が田畑教授の協力を得て、DVD「Tabata 4 minute fitness-scientifically proven」が販売。
英国で販売枚数は1万3000枚を超え、さらに160ヵ所のトレーニングジムが「Tabata」を採用し、「Tabata」一躍時のプログラムになっているみたいです。
タバタ・プロトコルのやり方はというと以下の2ステップだそうです。
① 20秒間、激しく体を動かす
まず20秒間、激しく身体を動かします。
激しく…というのは、自分にとって「やや辛い」のイメージ。
正確に言うと、目安は、「続けて行えば50秒程度で疲労困憊に至るような強度」
「ややつらいと感じる運動」であれば種類はなんでも大丈夫。
腕立てでも腹筋でもビリーズブートキャンプでも何でもOKです。
実際のスタジオでは、ペットボトルを持って足踏みする方法が紹介されていました。
② 10秒間、休む
20秒ややツライ運動を行った後は、10秒間休ます。
20秒運動する、10秒休む、この2ステップです。
これを8回(トータル240秒=4分間)、週3日でOKやるとのことです。
この4分間の運動がどうすごいのか?
この8セット合計4分やる事で、1時間自転車をこいだときの運動に匹敵するそうです。
持久力と瞬発力がアップするとのことです。
トレーニングの常識としては、“中程度の負荷がかかる運動を20分~30分続けることがよい”とされてきましたが、それを覆した画期的なトレーニングと言えるでしょう。
田畑さん曰く、「この運動を行えばまず、心臓を鍛えることができます。心臓が1回に送り出す血液量が増えていく。それが持久力を高めるという効果をもたらす」とのこと。
実際の研究では、このトレーニングを週3回・6週間行うことにより、持久力を示す「有酸素性エネルギー(最大酸素摂取量)」が10%、中距離の能力を示す「無酸素性のエネルギー(酸素借)」が30%も改善することが証明されています。
動画を見てみよう
TABATAプロトコルやってみました。トレーニング1日目